天台宗別格本山。緑豊かな境内が四季折々にさまざまな趣を見せ、閑静な佇まいが特徴のお寺です。
うららかな春、中院の境内は桜一色に染まります。
特に本堂前のしだれ桜は、毎年素晴らしい姿で私たちを楽しませてくれます。夜にはご住職の厚意でライトアップもされ、春の夜に浮かび上がる妖艶な夜桜を楽しみに訪れる方も多く見られます。
境内には、島崎藤村ゆかりの茶室・不染亭があります。平成4年に藤村との関わりが深い中院にその建物が移築されました。
現在では、茶道を楽しむ人々に利用され、また川越の文化財として保存伝承されています。
また、平成12年3月、川越の寺院では一番大きいとされる大門の改修が終わり、その姿は広大深遠な仏心で私たちを招いているようです。
静かな気持ちになりたい方は、ぜひ訪れてください。